2020/10/3に開催されたSBIオークションで、TIDE氏の作品が青山清利氏によって4400万円(税抜)もの大金で作札されたことが大きな話題となりました。
異例の高額落札となったTIDE氏の作品やプロフィール、落札者の青山清利氏についてまとめました。
SBIオークションの概要
SBIオークションとは、SBIグループの美術品販売代行会社が運営する国内有数の美術品オークション会社のことで、現代アートに特化したオークションを年に4、5回開催し、数千万円する著名作家の作品から数万円で落札できる若手のものまで、出品の幅広さに定評があるオークションです。
SBIグループと言えば、銀行や投資のイメージがありますが、こういったオークションもやっているとは知らなかった方も多いのではないでしょうか。
イデタツヒロ(TIDE)氏の経歴やプロフィール・作品について
今、世界が注目するアーティスト、TIDE(ex- IDETATSUHIRO)の貴重なインタビュー🎤https://t.co/0NDwKGzxkZ
#IDETATSUHIRO #いでたつひろ #TIDE #イデタツヒロ— TOKION (@TOKiONjp) November 18, 2020
イデタツヒロ(TIDE)氏は現在注目の若手アーティストです。
TATSUHIRO IDEという名前で活動していましたが、海外でサインするときにTATSUHIROのTとIDEを組み合わせてTIDEと書いていた所、TIDEと呼ばれるようになり、アーティスト名もTIDEに変更しました。
TIDE名に変更して初めて、2020年10月2日~11日まで個展「DEBUT」を開きました。
モノクロの色彩に、可愛い猫をモチーフにしたコンセプトの作品を多数世に送り出しています。猫の生活する場面が昔のディズニーアニメのようにポップに描かれていて、どこか懐かしい感じですが、3Dっぽくも見えるそのスタイルはまさに現代アートの風格です。
制作活動をはじめたきっかけとなったのは、オーストラリア滞在時に見た水木しげる先生の漫画だそうで、そこから着想を得て、作品を作り始めました。
モノクロ以外の絵を描く気はないそうで、以前はクライアントワーク等の活動もしていましたが、当面は作家活動に専念するそう。
もともとは鉛筆で書いていたそうですが、現在はアクリル絵の具で描いています。
素敵な絵ですよね。
今回のSBIオークションでTIDE氏の作品が2次流通で高騰してしまっている現象が起きており、ご自身が意図していないところで値段が上がってしまうのは不用意だそう。
TIDE氏の作品が注目される起爆剤となった藤原ヒロシとは?
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藤原ヒロシさんは、高田賢三やコシノジュンコなどを輩出したファッション界屈指の有名校、文化服装学院の出身で、ファッションデザイナーから音楽のプロデュースまで、幅広く芸術分野で活躍されている方です。
サカナクションの山口一郎さんとも不定期でBSフジで番組を持っており、インスタグラムにもよく山口さんが登場しています。
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今回のSBIオークションで高値で落札されたTIDE氏の作品について、藤原ヒロシ氏のインスタグラムで「展覧会がたのしみ」と投稿しました。
芸術分野やアート業界で知らない人はいない藤原ヒロシ氏が注目したことにより、TIDE氏の注目も集まり、今回のオークション価格も下馬評よりかなり高騰した起爆剤となりました。
青山清利氏の経歴やプロフィール
青山清利さんの性格は明るくひょうきんで、そんな人柄もあり交友関係が広いそう。
父がプロボクサーで、その影響もあり今でも格闘技をやられているそうです。
大学卒業後に入社した株式会社光通信では、なんとトップ営業マンだった青山氏。しかし、両親がそれぞれ経営していた会社が同じタイミングで倒産し、4000万円もの借金を背負ったことにより、28歳の時に起業を決意。
たまたま大手の質屋のスタッフの対応の悪さが気にかかり、「この分野なら成功する余地がある」と判断し、古物業から会社経営をスタートされました。
株式会社a-senseを経営しており、ホールセールス事業・マーケティング事業・アウトソーシング事業・メディア事業・不動産事業と多岐にわたった事業をしている会社です。
現在は、投資家として精力的に活動しているようです。
ZOZOタウンの前澤元社長もアート好きなことで知られていますが、投資家の方はオークションで高値で絵画作品などを落札しているイメージがありますよね。
青山清利さんは、現在若手アーティストをサポートしており、アート界では有名なお方です。
今回のSBIオークションで落札したTIDE氏のアート作品だけでなく、他アーティストの有名な作品も何枚も所有しています。
普段は、代理人などを通じてアート作品を落札することが多いので、青山氏本人が直接落札してくるのは異例であり、それほどTIDE氏へ期待と関心を持っていることの現れだと思いますので、この度のSBIオークションでの落札により、TIDE氏の知名度と期待感がさらに高まりました。
SBIオークションが行われた同じ週に、別オークションでも数千万円の絵画を落札しているそうで、アートにとても興味関心がある方です。
しかし、当初100万円~150万円くらいと予想されていたアートを、4400万円で落札してしまうとは相当な資産家ですよね。
青山清利氏のSNS(インスタグラム・ツイッター・フェイスブック)は?
青山清利氏はインスタグラムをやられていますが、非公開設定になっています。
フェイスブック
ツイッター
ブログ
最近はブログの更新はしていないようですが、かなりアクティブでエネルギッシュな人物像が見えますね。
まとめ
アーティストのTIDE氏と、TIDE氏の作品にいち早く注目した藤原ヒロシし、そしてSBIオークションで4400万円でアート作品を落札した青山清利氏についてまとめました。
今後とも青山氏の動向に注目が集まりそうです!同時に、TIDE氏のアート作品もチェックしていきたいですね。
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