卓球界の新生、小塩遥菜さん。
2019年全国中学校卓球大会で女子優勝を果たし、その後なんと、中国の世界ジュニア女王、石洵瑶さんにストレートで勝利しました。なんと弱冠14歳にして、めきめきと頭角を現している小塩遥菜さん。
次世代のエースとして、とても期待が高まっていますね。
そんな小塩遥菜さんの、基本プロフィール、経歴、家族構成やお母さまとの関係、使用ラケットなど、色々見ていきましょう!
【卓球の小塩遥菜選手の経歴まとめ・年齢や出身地は?】
小塩遥菜さんのプロフィールです。
生年月日:2005年8月3日
身長:153センチ
出身:岐阜県岐阜市
所属:日本ペイントマレッツ
利き腕:右
プレースタイル:右シェークカット型
小塩遥菜さんは、小学3年生の時から卓球を始めています。
ですが、実は小塩さん、卓球より前、小学1年の時には、ボクシングをしていました。
小学5年生まで、卓球とボクシングの二刀流を続け、今は卓球に専念しているそうです。
出身の岐阜や福岡の石田卓球クラブで、卓球とボクシングに打ち込んだ小塩遥菜さんは、2018年にJOCエリートアカデミーに入校します。
JOCエリートアカデミーは、有望な小中学生を発掘し、育成するための組織です。
選ばれし選手しか、入校できない学校です。
中学生から親元を離れ、厳しい練習と集団生活そして中学生としての勉学、なかなか厳しい環境で、頑張っているのですが、小塩遥菜さんはそれだけには、とどまりません。
さらに2019年12月、Tリーグに属する、日本ペイントマレッツに所属します。
卓球を始めて、わずか5年で、日本の卓球界のトップの、Tリーグに入るなんて、とてもすごいですね。
【卓球・小塩遥菜選手の家族構成 母や兄妹は?】
小塩遥菜さんは、
お父さん
お母さん 真弓さん
妹 悠菜さん
の3人家族です。
なんとお母さまと妹さんも、ボクシング経験者であり、卓球選手です。
お母さまの真弓さんは、元女子プロボクサーであり、元卓球選手なのです。
卓球では、全日本選手権8強という、すごい力の持ち主です。
小塩遥菜さんも、妹悠菜さんも、お母さまの影響が大きくありますね。
お母さま真弓さんは、現在、十六銀行の卓球部にて、コーチをやられております。
妹悠菜さんは、小塩遥菜さんの4つ下の2009年生まれです。
妹悠菜さんも、姉遥菜さんと同じく、卓球界注目の存在ですが、ボクシングでも素晴らしい成績を残しています。
ボクシングでは、2018年ジュニアチャンピオンリーグにて、体重27.5キロ以下の部で、日本一に輝いています。
卓球では、姉遥菜さんと同じく、福岡の石田卓球クラブで腕を磨いています。
現在は、卓球一筋のようです。
2020年の卓球全日本選手権に最年少出場したことでも話題です。
惜しくも、3回戦で敗退したのですが、2回戦、3回戦共に、対戦相手は高校生の選手でした。
小学5年生の悠菜さんと高校生の選手とは、体格も経験も違うだろうに、互角に戦うのは本当にすごいと思います。
妹悠菜さんも、姉遥菜さんと同じく、将来を期待される、有望な卓球選手ですね。
【卓球・小塩遥菜選手の所属クラブや今後の進路】
小塩遥菜さんは現在、JOCエリートアカデミーに通いながら、Tリーグの日本ペイントマレッツに所属しています。
Tリーグは、サッカーのJリーグや、バスケのBリーグ、バレーのVリーグほど有名ではありませんが、日本の卓球リーグです。
2018年に初開幕した、比較的新しいリーグですが、今後発展し、大きくなっていくでしょう。
日本ペイントマレッツは、女子4チームある中のひとつで、大阪府を本拠地とするチームです。
現在11人の選手が、所属しています。
小塩遥菜さんは、その中の1人です。
まだまだ、発展途中のTリーグですが、小塩遥菜さんは、これから日本ペイントマレッツ、Tリーグを引っ張っていく存在になることを期待します。
また、気になるのはオリンピックです。
東京オリンピックの次の大会、2024年パリオリンピックや、2028年ロサンゼルスオリンピックも、目指せる選手です。
今後の活躍がとても楽しみですね。
【卓球・小塩遥菜選手の戦績】
小塩遥菜さんの主な戦績を見ていきましょう。
2017年 東アジアホープス大会 シングルス/団体 優勝
2017年 全農杯 シングルス(ホープス) 優勝
2018年 全日本ジュニア・カデット選手権 シングルス(13歳以下) 優勝
2019年 全国中学校大会 シングルス 優勝
2019年 世界ジュニア・カデット選手権 シングルス/団体 準優勝
など、数々の素晴らしい成績を残しています。
特に注目したいのが、2019年世界ジュニア・カデット選手権でのシングルス準優勝です。
準々決勝では、卓球王国中国の中心的存在、石洵瑶選手に、ストレートで勝利しています。
決勝では、なんと日本人同士の戦いになりましたが、残念ながら、長﨑美柚選手に敗れました。
世界ジュニア・カデット選手権始まって以来の、中国勢への圧勝の日本人選手たち。
これからの日本卓球界を背負う、小塩遥菜さんたち若い選手にこれからも注目です。
【卓球・小塩遥菜選手の使用ラケットやラバーは?】
卓球をやっている人が気になるのは、ラケットやラバーではないでしょうか?
小塩遥菜さんの使用ラケットは、VILTASの木材5枚合板 松下浩二です。
こちらのラケットは、元全日本王者の松下浩二さんが監修したラケットで、カットマン専用のラケットです。
カットのしやすさだけではなく、攻守のバランスが非常によく取れており、カットと攻撃の切り替えやすさが特徴です。
右シェークカット型の、小塩遥菜さんには、ぴったりのラケットです。
ラバーは、表面がヴェガアジア、裏面がカールP-1Rソフトです。
日本卓球界ではオーソドックスのヴェガシリーズのヴェガアジアは、スポンジが堅めのバランス重視のラバーです。
回転数を落とさず、スピードが出しやすいものです。
カールP-1Rソフトは、変化球を得意とするラバーです。
使いやすさよりも、予想されないような変化した球を生み出す力を重視しています。
打球時の曲がりやすさを引き出すため、柔らかくできています。
こちらはカットマン向きのラバーです。
ラケットやラバーに悩んでいる人は、参考にしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
弱冠14歳ながら、数々の素晴らしい成績を残し、期待の小塩遥菜さん。これまでの経歴や所属チーム、お母さまや妹悠菜さんの情報、使用ラケットやラバーも見ていきました。Tリーグを盛り上げ、これからの日本卓球界の期待の選手ですね。これからどんな活躍を見せてくれるか、とても楽しみです。
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