現在、これまでにない規模で大流行をみせているコロナウイルス。
今回の第7波では、子供の感染が急激に増加しています。
夏休みに入り、行楽に出かけたりする機会も増えると思います。
そんな中、子供がコロナウイルスになってしまうというリスクは上がり、仕事をされている家庭では休まざるを得ません。
もし子供がコロナウイルスに感染した場合、保険に入っているとどれくらい保険金がもらえるのか、そして保育園や小学校などが臨時休園になってしまったとき時に特別休暇などが取れるのか調べてみました。
子供がコロナになった場合は自宅療養でも保険が下りる!申請方法や金額をまとめ
現在のこの状況下ではいつコロナウイルスに感染してもおかしくありません。
もし、子供がコロナウイルスに感染して仕事を休まなければならないとなった場合、収入面でも不安になります。
子供の病気やケガの為に、保険に加入しているご家庭も多いと思いますが、もし子供がコロナウイルスに感染してしまい、自宅療養となったと場合、保険金は下りるのでしょうか?
また、申請方法や金額はどれくらい貰えるかまとめてみました。
今回は、コープ共済の例を挙げて解説していきます。
まず、子供がコロナウイルスと診断された場合、入院はもちろん医療機関で指示され自宅や病院と同じような施設で療養となった場合、医師の証明書などによって入院共済金の対象となります。
コロナウィルス感染症は災害(ケガ)という取扱いになります。
申請方法はコープ共済へ請求に必要な共済金請求書や申告書を取り寄せ、必要事項を記入し、治療期間を証明する書類を同封して返送します。
治療期間を証明する書類として、
・医療機関が発行した書類
・保健所が発行した書類
・検査をした機関やその機関の職員や医療従事者(医師、看護師、保健師)が発行した書類
これらの書類で患者名、受診日、検査日、検査や診察をした日付・機関名が記入しているもの、また自宅療養を指示した機関名、ホテルなどで宿泊療養を行った施設名が書かれた書類を提出するということになっています。
子供の場合、掛け金によって給付金の金額は変わります。
J1000円コースでは、病気入院・事故(ケガ)入院で日額6000円×(検査日から指示された療養終了日までの日数)
J2000円コースでは日額10000円×(検査日から指示された療養終了日までの日数)
J1900円コースでは日額5000円×(検査日から指示された療養終了日までの日数)
という計算になります。
子供がコロナ陽性や臨時休園や学級閉鎖で働けない時の特別休暇制度の仕組みとは
子供がコロナウイルスに感染したり、幼稚園や学校が臨時休校になってしまった場合、親御さんは仕事に行けなくなってしまいます。
厚生労働省は、そんな事態になってしまった労働者の為に、新たな制度が作られました。
(新型コロナウイルス感染症による小学校等対応助成金)
事業主がこちらの助成金を活用し、有給休暇の制度を設けて年休の有無にかかわらず、保護者の希望に応じて特別に休暇を取得できるような環境を整備してもらうために作られた制度です。
この制度の概要をまとめてみます。
・労働者の方
こちらの助成金の申請は事業主となります。
事業主と有給取得についてご相談ください。
・事業主の方
こちらの助成金を活用し、有給休暇制度を設けて頂き、年休の有無に関係なく利用できるように、保護者が希望されたら休暇を取得できるよう環境を整えて頂くようにしてください。
・制度概要
令和3年8月1日から令和4年9月30日までの間に、
*新型コロナウイルス感染症にて、子供が通っている小学校などが臨時休業(保育園なども含む)となった。
*子供が新型コロナウイルスに感染してしまい、小学校などを休み必要がある。
といった場合、子供の世話を行う必要となった労働者に対して有給休暇を取得(労働基準法上の有給休暇を除きます。)を取得させた事業主を支援するというものです。
もし、子供がコロナウイルスになった、または学級閉鎖になってしまったという場合は、無理をせず事業主に有給休暇を申請してくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今の状況は、いつどこで感染するか分かりません。
増え続けている感染者数ですが、一人一人が感染防止対策を徹底して体調が思わしくない時は無理に行動せず、お子様のためにも仕事なども休む選択をして蔓延防止に努めていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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